「穿った見方」と「裏を読む」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「穿った見方」と「裏を読む」の違いとは?違い

この記事では、「穿った見方」「裏を読む」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「穿った見方」とは?

物事に目を向けるとき、奥の本質を見抜くため視点を鋭くするという意味がある言葉を「穿った見方」【うがったみかた】といいます。

穴を掘るという意味がある「穿つ」【うがつ】は的確に正しく本質を知るという意味がある言葉です。

主に、裏に隠れている事実の詳細について知り、的確に得て指すといった状況で使われています。


「裏を読む」とは?

表に見える部分だけではなく、その裏の見えないところにまで目を向けて知ることが大事という意味があるのが「裏を読む」【うらをよむ】です。

表面だけを見るのではなく、裏を読めば相手が何を言おうとしているか分かったり、嘘を見破れる場合もあります。

「言葉の裏を読む」といえば、本当は自分を裏切る計画を立てていた、嘘をついて陥れようとしている相手の本心を知るわけです。


「穿った見方」と「裏を読む」の違い

「穿った見方」「裏を読む」の違いを、分かりやすく解説します。

本質を知るには、鋭い視点で物事に目を向けるのが大事という意味がある言葉を「穿った見方」といいます。

もう一方の「裏を読む」は、表に見えるところばかりではなく、裏側にも視線を向けて物事を見るのが大事といった意味がある言葉です。

「穿った見方」はかなり深いところも掘り下げて物事を見る、「裏を読む」は表だけではなく、見えない部分も知るのが大事という意味があります。

「穿った見方」の例文

・『穿った見方すると、今回の事件が起きた原因が分かるだろう』
・『穿った見方する彼氏は、周囲が見落としがちな問題が分かる』

「裏を読む」の例文

・『言葉の裏を読むと、相手が本当は何を言おうとしているか分かる』
・『裏を読むのがうまい人は、人間関係で問題を抱えて苦労しない』

まとめ

似ている意味を持つ言葉ですが、本質を見抜いて深い部分を知るか、表の裏を自分なりに読むかの違いがあります。

どういった意味合いを持つか目を向けてみるといいでしょう。

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