「目立つ」と「卓抜」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「目立つ」と「卓抜」の違いとは?違い

この記事では、「目立つ」「卓抜」の違いを分かりやすく説明していきます。

「目立つ」とは?

目立つとは、人目につくことや際立って見えることをいいます。

ポジティブな意味で使われることもありますし、ネガティブな意味で使われることもあります。

視覚的に他の物とはっきり区別できる場合に用いられることが多いです。


「卓抜」とは?

卓抜とは、他のものよりもはるかに優れていることやその様子のことをいいます。

同じ集団にいる人を比較した際などに、才能や能力、技術などが抜きんでて優れていることを表したりします。

卓抜の「卓」には「他を抜いてすぐれている」という意味があり、「抜」には「ぬきんでる、きわだつ」という意味があります。

優れていることを表しているので、卓抜はポジティブな意味で用いられます。


「目立つ」と「卓抜」の違い

目立つは一目をひいたり他よりも際立っていることで、卓抜は他のものよりもはるかに優れていることをいいます。

目立つはポジティブな意味で使われることもありますが、ネガティブな意味で用いられることもあります。

それに対して卓抜は、ポジティブな意味でのみ使われています。

ネガティブな意味はありません。

「目立つ」の例文

・『彼女は劇団に入ったばかりの頃から歌が上手くて目立つ存在だった』
・『あの目立つ真っ赤なスポーツカーが私の愛車だ』
・『授業参観には目立つ服装はやめて欲しいと娘から言われている』

「卓抜」の例文

・『彼はデザイナーとして卓抜したセンスを持っているのできっと成功するだろう』
・『卓抜した腕前を持つ料理人を見つけた』
・『優勝した作品のアイディアは卓抜していて完成度も高かった』

まとめ

目立つは人目につくことや際立って見えることで、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも用いられます。

卓抜は他のものよりも抜きんでて優れていることで、ポジティブな意味で用いられる言葉です。

ネガティブな意味では使われません。

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