この記事では、「挑戦」と「立ちかかる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「挑戦」とは?
戦いに挑んだり、試験に挑んで驚くほどの結果を出す行為を「挑戦」【ちょうせん】といいます。
自分が持つ能力はどの程度なのか知るためあえて難しいことを実行してみようと前向きに挑むのです。
その結果次第で見直しする部分を見いだし、さらに上の記録を出すように心がけます。
このように、強敵に勝てるか試すために試合へ挑んだり、資格を得るために行動するという意味がある言葉です。
「立ちかかる」とは?
座っている状態から今まさに立とうとしていることを「立ちかかる」【たちかかる】といいます。
このようなところから、理不尽なことに自らが立ち向かっていこうとする勇敢な行動を指します。
別の角度での使い方は、今まさに山に白い霧が立ち、視界が見えないほど全体的にかかる様子を伝える言葉です。
反対に、立ち上がろうとしたが、移動しても危険だと思うとき途中でやめるといった場面でも使われています。
「挑戦」と「立ちかかる」の違い
「挑戦」と「立ちかかる」の違いを、分かりやすく解説します。
早食い競争や耐久レースに出て、人々を驚かせる記録を打ち出すために挑む行為を「挑戦」といいます。
新記録を出したい、テレビ番組でやっていたことを真似したいと思う気持ちを実行に移すのです。
もう一方の「立ちかかる」は、人に呼ばれたので立とうと足を踏ん張る人の様子を表します。
腰をかなり低くした状態から立ち上がるという意味があり、正座していて立とうとする状態を指すわけです。
また、雲が立ち、山を覆う状況を表す場面でも使われています。
「挑戦」の例文
・『日本一の激安価格に挑戦する近所の米屋で買うようにした』
・『今までにない記録に挑戦するため、将棋の駒を高く積んだ』
「立ちかかる」の例文
・『立ちかかると仲居さんが襖を素早く開けてくれた』
・『立ちかかると足がもつれて、勢いよく床に倒れてしまった』
まとめ
人の行動を表す言葉を2つ取り上げましたが、どのように使うか色々な例文を見たり、考えてみるのも分かりやすい学習方法になるでしょう。
