この記事では、「希望する」と「望む」の違いを分かりやすく説明していきます。
「希望する」とは?
「希望する」は、「入社を希望する」のように、あることへの実現を願うことを意味します。
何か欲しいものがあるとき、何か実現させたいことがあるとき、そんな時に心の中で、そのようになればいいなと願うこと。
相手に何か行動を求めること。
これらを意味する言葉が「希望する」です。
他の言葉で言い換えると「願う」や「願望する」「期待する」「熱望する」などになります。
「望む」とは?
「望む」には、物事がこうであればいい、自分ではこのようにしたい、こうなりたい、欲しいものを手に入れたい、など、心に思うことを意味します。
例えば、「幸せになることを望む」などといった形で使用します。
また、特定の相手に対し、こうあって欲しい、こうして欲しいと思うこと、注文することも意味します。
例えば、「復活を望む」などといった形で使用します。
そのほか、自分のところに来てくれるように働きかけること、したう、仰ぐ、遠くを眺める、といった意味もあります。
つまり、「望む」とは自分の「思い」を意味する言葉となり、他の言葉で言い換えると「求める」や「憧れる」「要望」などになります。
「希望する」と「望む」の違い
「希望する」と「望む」の違いを、分かりやすく解説します。
「希望する」は言い換えると「願う」です。
自分自身が求めるものを手に入れたい、実現させたいと願うことを意味します。
一方、「望む」は言い換えると「思う」です。
自分はこうしたい、こうなりたい。
相手に対しては、こうなって欲しい、こうして欲しい、と「思う」ことを意味する言葉になります。
「希望する」の例文
・『希望する部署への移動が決まり、本当に嬉しいです』
・『希望する日程通りに休みを取ることができました』
「望む」の例文
・『私は彼との結婚を望む』
・『人気選手だっただけに復活を望む声が多かった』
まとめ
「希望する」と「望む」には、以上のようなニュアンスの違いがあります。
