この記事では、「ぐだぐだ」と「冗長」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ぐだぐだ」とは?
やる気がなく、気力も沸かない人の様を擬態語で「ぐだぐだ」といいます。
疲れているとき、頑張ってやろうとする気持ちがなく、もうどうでもいいと思って取り掛かるため素早くやろうとしないのです。
使い方としては、「そこ、ぐだぐだ動くな」といって、まるでやる気がなく、動作の鈍い人に対して注意する側が使います。
また、「今日はぐだぐだしたい」といえば、動きたくないと思う気持ちを強く伝えます。
「冗長」とは?
周囲を苛立たせるほど段取りが悪いことを「冗長」【じょうちょう】といいます。
もうそれ以上必要がないと思うほど話が長かったり、文章に感じてしまうときに使う言葉です。
このような文章はまとまりがなく、無駄な部分が多いと感じさせます。
また、まわりくどく、聞いていて苛立つ気持ちなってしまい、相手を飽きさせてしまうのです。
「ぐだぐだ」と「冗長」の違い
ここでは「ぐだぐだ」と「冗長」の違いを、分かりやすく解説します。
まるでやる気がない動きを表すとき「ぐだぐだ」といいます。
乗り気がなく、何をやるにもうんざりする気持ちを伝えるときにも使われている言葉です。
それだけ何度もやっている作業するとき、また繰り返してやらなければいけないと感じて落ち込む気持ちを表します。
もう一方の「冗長」は長すぎて疲れるといった意味がある言葉です。
「冗長きわめる」といえば、いかに読むのが面倒という気持ちが伝わります。
「ぐだぐだ」の例文
・『内容が無い本をぐだぐだ読むのがとても苦痛に感じる』
・『頑張っても給料が上がらない部下は、ぐだぐだと作業する』
「冗長」の例文
・『期待して読んだ本の内容があまりにも冗長すぎてつまらない』
・『冗長な内容であると、何度読み返しても頭の中に入ってこない』
まとめ
何度も同じことを繰り返していると、さすがにやる気が沸かないときは擬態語の「ぐだぐだ」を使い、だらだらと意味がない内容でどうしようもないと思う気持ちを表すのが「冗長」と覚えておくといいでしょう。