この記事では、「秋麗」と「姫秋麗」の違いを分かりやすく説明していきます。
「秋麗」とは?
秋麗とは、ベンケイソウ科グラプトセダム属に属する多肉植物です。
秋麗と書いて「しゅうれい」と読みます。
秋麗は、秋晴れの心地よい爽やかな日を表す言葉になります。
秋麗はおぼろ月とセダムパキフィラムの交配種で、色はライトグリーンです。
葉は肉厚で、先の方がほんのりとしたピンク色をしています。
また、冬になると全体的に淡いパープル色になり、春には黄色の花が咲きます。
南米が原産で丈夫なので、比較的育てやすい品種とされています。
「姫秋麗」とは?
姫秋麗とは、ベンケイソウ科グラプトペタルム属に属する多肉植物です。
姫秋麗と書いて「ひめしゅうれい」と読みます。
ライトグリーンの葉が冬には薄いピンク色になり、とても可愛らしい見た目をした品種です。
中南米が原産になります。
小さい葉がロゼッタ状についていて、群生するのでボリューム感があります。
日当たりや風通しの良い場所を好み、湿気が多すぎると根腐れを起こしてしまいます。
寒さにも比較的強いですが、気温が5度を下回るようであれば屋内で育てるのがおすすめです。
姫秋麗を含めグラプトペタルム属には「秘められた恋」という花言葉があります。
「秋麗」と「姫秋麗」の違い
秋麗も姫秋麗もベンケイソウ科に属する多肉植物です。
見た目も似ていますが、血縁関係はありません。
秋麗はグラプトセダム属にぞくしていて、姫秋麗はグラプトペタルム属に属しています。
葉は姫秋麗の方が小さく、群生します。
また、冬になると秋麗は淡いパープル色になりますが、姫秋麗は可愛らしいピンク色になります。
まとめ
秋麗も姫秋麗もベンケイソウ科に属する多肉植物です。
グラプトセダム属に属しているのが秋麗で、グラプトペタルム属に属しているのが姫秋麗になります。
姫秋麗の方が秋麗よりも葉が小さく、色にも微妙に違いがあります。