「しゃがむ」と「蹲む」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「しゃがむ」と「蹲む」の違いとは?違い

この記事では、「しゃがむ」「蹲む」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「しゃがむ」とは?

床にお尻がつきそうになるほど低い体勢になることを「しゃがむ」といいます。

膝を九の字にして曲げる体勢を指し、かなり低く腰を落とすほど上半身を低くするのです。

このような体勢になるのは団体で集まり、後ろの人の邪魔にならないよう姿勢を低くするのです。

また、足腰が疲れたとき椅子がなければ膝を曲げて低くなりますし、具合が悪くて立っていられない、団体写真を撮るときになります。


「蹲む」とは?

背中を猫のように丸めることを「蹲む」【つくなむ】といいます。

このような体勢になる理由には、お腹が痛くて立っていられないとき、うずくまっては痛みを堪えるのです。

また、自分には見合う能力がないとき、怖くて尻ごみするといった場面でも使われている言葉でもあります。

他にも「うずくまる」といった読み方もできる言葉であり、お腹を抱えて痛みを耐えるわけです。


「しゃがむ」と「蹲む」の違い

ここでは「しゃがむ」「蹲む」の違いを、分かりやすく解説します。

腰を膝の位置よりも低く落とす体勢を「しゃがむ」といいます。

膝を曲げる体勢でもあり、お尻を地面につけない姿勢になってその場でしゃがみ、後ろの人の邪魔にならないようにする場面で見せる体勢です。

もう一方の「蹲む」は穴の中へはったように背中を丸めた形になります。

蹲ると同じ漢字を使っているように、四つん這いになるところが「しゃがむ」とは違う点です。

「しゃがむ」の例文

・『警察官に見つからないよう逃亡犯は素早くしゃがむ』
・『長距離を走った後、具合が悪くなり子供がしゃがむ』

「蹲む」の例文

・『全力疾走で運動場を走った彼氏は蹲む』
・『好きな女子が目の前を通るとき、男子学生が蹲む』

まとめ

姿勢をとる人の行動を指す言葉ではありますが、その姿が少し異なります。

どのような姿勢を指すか調べて、使いこなしてみるといいでしょう。

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