物事を実際の行うことを表す言葉には「取組」や「実施」があります。
この記事では、「取組」と「実施」の違いを分かりやすく説明していきます。
「取組」とは?
「取組」とは物事などにあたることや実行することを表す言葉です。
「取組」はこれ以外にも物事や試合などを組み合わせることを表す時にも使う言葉であり、こちらは相撲の「取組」が有名です。
大相撲における「取組」は基本的に各力士が1日に1回の試合を組むように作られており、優勝決定戦のみ複数の試合が行われます。
「取組表」はこの1日の試合を記載したものを表します。
「実施」とは?
「実施」とは計画や法律などを実際に施行することを表す言葉です。
「実施」はこれ以外にも規則にそった行動や計画、試験など様々な場面で使うことが可能です。
「実施」の動詞は「実施する」であり、こちらも色々な場面で使われています。
この言葉に使われている「施」は行き渡らせるという意味や恵み与えるという意味があり、これらから法律や規則などを広めるという意味で使われるようになりました。
「取組」と「実施」の違い
「取組」は物事にあたることや実行することを表す言葉であり、「実施」は計画や法律などを実際に施行することを表す言葉です。
「取組」は試合や計画などをマッチングすることを表す時にも使われており、この意味は「実施」にはありません。
「取組」の例文
・『エコに対する取組が評価されたこともあり、その会社のブランド価値は高くなりました』
・『大相撲の取組もいよいよ最終局面になりました』
「実施」の例文
・『その国が実施した政策はとても悪いものであり、国民から批難の声が上がっています』
・『実施予定であった計画についていくつかの修正点が見つかりました』
まとめ
「取組」は物事を実行することや試合の組み合わせすることを表す言葉です。
「実施」は計画や法律などを施行することを表す言葉です。