数量などが余ってしまうことや重なってしまうことを表す言葉には「だぶり」や「かぶり」があります。
この記事では、「だぶり」と「かぶり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「だぶり」とは?
「だぶり」とは物事が重複してしまうことを表す言葉です。
「だぶり」は動詞である「だぶる」を名詞化したものであり、この「だぶる」は英語の「ダブル」から作られた言葉です。
そのため「だぶり」は「ダブり」、「だぶる」は「ダブる」という表現でよく使われています。
「だぶり」はこれ以外にも落第して同じ学年を2回受けることや留年することを表す時にも使うことが可能です。
「かぶり」とは?
「かぶり」とは頭に被るものや、物事が重複してしまうことを表す言葉です。
「かぶり」は動詞の「かぶる」を名詞化したものであり、漢字では「被り」や「被る」と書きます。
「かぶり」はこれ以外にも写真や寄席の用語としても使われています。
「かぶり」は購入したグッズや商品が重複してしまうことを表す時にも使うことが可能であり、こられはSNSで交換したりネットオークションに出店する人も増えてきました。
「だぶり」と「かぶり」の違い
「だぶり」や「かぶり」は物事が重複してしまうことを表す言葉です。
「だぶり」はこれ以外にも留年を表す時にも使います。
「かぶり」は頭に被るものを表す時にも使います。
「だぶり」の例文
・『商品のだぶりが出てしまったので、福袋に入れることに決めました』
・『発注のだぶりが出てしまったので、その処理に時間が掛かってしまいました』
「かぶり」の例文
・『そのキャラクターは可愛いかぶりものをしており、子供たちに人気でした』
・『かぶりキャラについては強化ポイントになるので大丈夫です』
まとめ
「だぶり」や「かぶり」は物事や数量が重複してしまうことを表す言葉です。
「だぶり」は英語のダブルから作られた言葉であり、留年することを表す時にも使います。