この記事では、「蜜月の仲」と「蜜月関係」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「蜜月の仲」とは?
周囲が羨ましいと感じるほど仲良しであることを「蜜月の仲」【みつげつのなか】といいます。
新婚夫婦は相手をしっかり理解したいと会話に耳を傾けたり、同じ行動して仲を深めたいと思うのです。
このような仲睦まじい関係から、仕事仲間と親しくする努力は報われて、働きやすくなるといった意味になります。
言葉の由来は、甘い蜂蜜の“Honey”と“moon”という意味の「月」を掛け合わせた“Honeymoon”【はねむーん】となり、蜜月を意味します。
「蜜月関係」とは?
いつも一緒にいるほど大変仲良しな男女を「蜜月関係」【みつげつかんけい】といいます。
どのような問題が起きようとも親密な関係を保ち、しっかり解決していくのです。
喧嘩もせず、笑顔で暮らして楽しい夫婦生活する2人を指す言葉でもあります。
その姿はまるで結婚して期間が経っていない新婚夫婦のようでもあり、見ている方を幸せな気持ちにさせるのです。
「蜜月の仲」と「蜜月関係」の違い
「蜜月の仲」と「蜜月関係」の違いを、分かりやすく解説します。
新婚の夫婦はとても仲が良いという意味から、2人はどのような問題が起きても強いつながりを持つ関係であるという意味で使われているのが「蜜月の仲」といいます。
また、切りたくても関係を終わらせられないという意味もあり、それだけ深く関わっている状態を表す言葉です。
もう一方の「蜜月関係」はとても深いつながりで愛し合う、結婚して間もない2人のような関係性であると伝えます。
「蜜月の仲」の例文
・『看護師と医師は蜜月の仲で、お互いに協力し合って治療している』
・『部長と課長は蜜月の仲で、いつも一緒に行動して仕事している』
「蜜月関係」の例文
・『妹夫婦は結婚して10年経っても蜜月関係を保つところが素晴らしい』
・『長年の努力により、気難しい上司とも蜜月関係を築いた』
まとめ
「蜜月」を使った言葉ではありますが、「仲」と「関係」に違いがあります。
この漢字の意味を調べて、どのような関係のとき使えばより意味が通じるか模索してみるといいでしょう。