「立て続け」と「矢継ぎ早」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「立て続け」と「矢継ぎ早」の違いとは?違い

この記事では、「立て続け」「矢継ぎ早」の違いを分かりやすく説明していきます。

「立て続け」とは?

「立て続け」「たてつづけ」と読みます。

意味は、「同じことや、似た様なことが、間を置かずに続けて起きること」です。

一つのものごとが終わったと思ったら、すぐに似た様なことが行われることを表します。


「立て続け」の言葉の使い方

「立て続け」は名詞として「立て続けに起きる・起きた」「電話が立て続けに鳴る」などと使われます。

「立て+続け」で成り立っている語で、「立て」は動詞「立つ」の連用形で「ある場所にまっすぐ縦になっている」から転じて「度合いが強くなって明らかになる」という意味、「続け」は動詞「続く」の連用形が名詞化した語で「ある事柄のあとに、間をおかず他の事柄が連なる」「同じ物事が次々に起こる」という意味、「立て続け」で、「ある事柄のあと、同じ様なものごとが次々に起こること」になります。

基本的に、ものごとが続いて起きる様子を表す言葉です。


「矢継ぎ早」とは?

「矢継ぎ早」「やつぎばや」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「矢を非常に素早く射る技を身に付けている様子」という元の意味です。

2つ目は転じて、「続けざまに素早くものごとを行うこと」という意味です。

「矢継ぎ早」の言葉の使い方

「矢継ぎ早」は名詞・形容動詞として「矢継ぎ早だ・である」「矢継ぎ早に質問する」などと使われます。

由来は「連続で矢を射るために、次々と矢を継ぐ必要があり、その動作が非常に素早いこと」にあります。

ここから転じて、「次々と素早く行動すること」という意味で使われる様になりました。

基本的に、素早く行動する様子を表す言葉です。

「立て続け」と「矢継ぎ早」の違い

「立て続け」「ある事柄のあと、同じ様なものごとが次々に起こること」、ものごと続いて起きる様子を表す言葉です。

「矢継ぎ早」「次々と素早く行動すること」、素早く行動する様子を表す言葉です。

まとめ

今回は「立て続け」「矢継ぎ早」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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