この記事では、「チョリソー」と「ウインナー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チョリソー」とは?
「チョリソー」の語源は、しょっぱい、塩辛いとなります。
「チョリソー」の発祥はスペインのイベリア半島となり、ソーセージの一種になります。
「チョリソー」の特徴は、味にあります。
唐辛子などの香辛料を加えているため少しピリ辛な味になっています。
同じ「チョリソー」でも、辛めの味付けになる「メキシコ風チョリソー」と味付けが少しマイルドな「スペイン風チョリソー」があります。
使用する肉は豚肉で、豚肉を細かく刻み使用されています。
決して、ミンチ状ではありません。
その豚肉に塩屋香辛料で味付けし、豚や羊などの腸に詰めた後、乾燥させ仕上げます。
「ウインナー」とは?
「ウインナー」の発祥はウィーンです。
使用する肉は主に豚肉や牛肉です。
それらをミンチ状にして味付けした後、羊の腸に詰め込んだものが「ウインナー」になります。
「ウインナー」には太さの定義があり、太さ20ミリ未満のものを指します。
太さ20ミリ以上36ミリ未満のものは「ウインナー」ではなく、「フランクフルト」になります。
「チョリソー」と「ウインナー」の違い
「チョリソー」も「ウインナー」も同じく羊などの腸に肉を詰めたソーセージの一種になります。
そのうえで、使用されている肉の加工工程に違いがあります。
「チョリソー」の場合は、肉は細かく刻まれ、そこに唐辛子などで味付けを行います。
一方、「ウインナー」の場合は、肉はミンチにされ、そこに塩などで味付けを行います。
このように、使用される肉の加工方法に明確な違いがあります。
また、一般的に唐辛子などを使用していることから、「ウインナー」に比べ、「チョリソー」の方が辛くピリピリとした味を楽しむことができます。
まとめ
「チョリソー」と「ウインナー」には、同じソーセージでも以上のような違いがあります。