アメリカの映画やドラマなどを見ていて、事件が起こると必ず出てくるのが「保安官」という肩書きの人です。
その地区の警察のような役割を果たしているようですが、結局なんなのかわかりません。
それでは、この「保安官」とはどういう意味でしょうか。
また、「警察」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「保安官」と「警察」の違いを分かりやすく説明していきます。
「保安官」とは?
「保安官」とは、「ほあんかん」と読み、英語では「sheriff」と言われる人のことです。
一般的には、住民から選出され、州の中の郡(カウンティ)に雇われて給料をもらっている治安維持のための役職です。
もともとはイギリスにおける同じような制度が持ち込まれたものです。
「警察」とは?
「警察」とは、いうまでもなく、治安維持のために犯罪者を捜索して捕まえることをメインの任務としている職業のことを表す言葉です。
英語では「police」と呼ばれ、多くの国で同様の役割が存在していますが、それぞれ成り立ちや雇用形態などが微妙に異なっています。
「保安官」と「警察」の違い
「保安官」と「警察」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、その地方で治安維持の任務を負っている職業であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「保安官」は民間から選出された人であるのに対して、「警察」はもともと地方自治体などに直接雇用されているということです。
「保安官」の例文
・『保安官はイギリスとアメリカで共通の公安職です』
・『保安官は一般的には郡に雇われています』
「警察」の例文
・『警察は住民の生命や財産を守るのが使命です』
・『日本の警察は基本的には公務員です』
まとめ
この記事では、「保安官」と「警察」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。
