この記事では、「快い」と「心良い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「快い」とは?
気持ちがとても良いと思うさまを表すのが「快い」【こころよい】です。
「快い潮風が吹き付けてくる」といえば、爽やかで気持ちが良い風に包まれてとても気持ちが良いという状態を表す言葉です。
「快いお琴の音色」といえば、耳の中に入ってくる音があまりにも美しいので、感じが良いと伝えられます。
その状態はとても好ましく、心が洗われるほど雑念がない清らかと感じる状態を指すわけです。
「心良い」とは?
誰に対しても気立てが良い人を「心良い」【こころよい】といいます。
悪い気持ちを持たず、愉快な気持ちで人に接するほど素直な心を持つ人であるため、「心良い対応」ができるのです。
気さくな人であれば「心良い男性で一緒にいて楽しい」という言い方をします。
それだけ気分が良くなるほど一緒にいて気持ちが良いと思う人を指すわけです。
「快い」と「心良い」の違い
ここでは「快い」と「心良い」の違いを、分かりやすく解説します。
とても気持ちが良い風が窓の外から吹いてきたり、ピアノの音色が流れてきて爽やかと感じることを「快い」といいます。
もう一方の「心良い」は気立てが良い人を指し、周囲を楽しませる人柄で尊敬できるほど素敵と思う相手を指すとき使われている言葉です。
「快い」は主に音色や自然がもたらすものに対して使われていますが、「心良い」は人に対して使う言葉というところが違います。
「快い」の例文
・『彼女が歌う歌を聴きながらまどろむ時間がとても快い』
・『ハーブを弾きながら美女の快い歌声が風にのって聞こえてくる』
「心良い」の例文
・『数人の女性と会ったが、1番心良い人と付き合うことにした』
・『寝起きは吐き気がしていたが、昼にはだいぶ落ち着いて心良い』
まとめ
気持ちが良いという状態を表す言葉を取り上げましたが、どのような状態を表すか比較して、使い方に目を向けてみるのもいい勉強方法となるでしょう。