「フラグ」と「フラッグ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「フラグ」と「フラッグ」の違いとは?違い

この記事では、「フラグ」「フラッグ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「フラグ」とは?

フラグとは映画やドラマ、小説などの物語において、その後のストーリーを展開させるための伏線のことをいいます。

前触れや予測といった意味で使われています。

フラグは英語のflagを日本語読みした言葉で、元々はプログラミング用語でした。

決まった動作をさせるための条件付けや設定した条件がクリアしたかどうかを示す変数などをフラグと呼んでいたのです。

RPGなどのゲームにおいても用いられており、そこからストーリー上の伏線を表すようになりました。

登場人物が亡くなるかもしれないと暗示されること等は、死亡フラグといったりします。


「フラッグ」とは?

フラッグとは、旗や旗状の目印のことをいいます。

英語のflagを日本語読みした言葉になります。

flagには「旗、国旗、旗艦、旗を立てる、合図をする、識別する」など幅広い意味があります。


「フラグ」と「フラッグ」の違い

フラグもフラッグも英語のflagを日本語読みした言葉です。

発音が違うだけなので、元々は同じ言葉になります。

ただし、日本ではフラグというと物語などの伏線を指すことが多く、フラッグというと旗を指すことが多いです。

「フラグ」の例文

・『最終回では今までのフラグが次々と回収されて気持ちよかった』
・『いがみ合っている二人の間に恋のフラグが立った』
・『これは負けフラグだな』

「フラッグ」の例文

・『優勝したチームにチャンピオンフラッグが贈られた』
・『レースの終了を知らせる旗はチェッカーフラッグと呼ばれている』
・『今度の運動会ではただ走るだけではなく、フラッグを奪い合う競技が行われた』

まとめ

フラグもフラッグも英語のflagが語源で、発音が違うだけなので元々は同じ言葉になります。

日本では物語の伏線をフラグということが多く、旗のことはフラッグと呼んでいます。

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