「スクランブル」と「マスキング」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「スクランブル」と「マスキング」の違いとは?違い

この記事では、IT用語の「スクランブル」「マスキング」の違いを分かりやすく説明していきます。

「スクランブル」とは?

「スクランブル」とはデータを暗号化することで重要な情報が漏洩しないようにすることです。

名前はごちゃまぜにする混乱させるという意味の英語に由来し、機械的な一定のパターンでデータをごちゃまぜにすることをスクランブル処理と言います。

そのパターンに沿って変換するプログラムがあれば元のデータに復元でき、他人に知られてはまずいけれど、データを渡す相手には内容が伝わらないといけないという場合に使われる技術です。


「マスキング」とは?

「マスキング」とは隠したい部分を他の記号などに変えたりして隠すことです。

包み込んで隠すことを指す英語に由来しています。

書類の一部を無意味な羅列に変えたり、画像の一部を塗りつぶすのもマスキング処理の一つです。

例を挙げると名前や住所などが隠された免許証の画像は、マスキングされた免許証と言えます。

マスキングは誰かにだけその内容を伝えるためのものではなく、単純に隠すための処理です。

そのためマスキングされた部分の復元方法はありません。


「スクランブル」と「マスキング」の違い

「スクランブル」「マスキング」の違いを、分かりやすく解説します。

データの一部を特定のパターンで変換して隠すのが「スクランブル」で、データの一部を塗りつぶしたり書き換えて隠すのが「マスキング」です。

「スクランブル」は可逆的な隠し方なので相手に復元方法を渡しておけば隠している内容を伝えられます。

それに対して「マスキング」は不可逆的な隠し方なので誰かに隠した内容が伝わってしまう恐れがありません。

まとめ

簡単に言ってしまえば「スクランブル」は元に戻せる隠し方で、「マスキング」は元に戻せない隠し方です。

そのため「スクランブル」は誰かに内容を伝えたいけれどそれ以外の人には知られたくない場合に使われ、「マスキング」は誰にも知られたくない部分を隠す場合に使われます。

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