「揉める」と「論争」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「揉める」と「論争」の違いとは?違い

この記事では、「揉める」「論争」の違いを分かりやすく説明していきます。

「揉める」とは?

「揉める」とは争いが起きごたごたすることを意味します。

主に言い合いが起こること、また、その結果、ごたごたすることを意味し、例えば、「親戚同士が揉める」の場合、親戚同士で言い争いが発生しごたごたすることを意味します。

言い換えれば、「トラブルが起こる」「ごたつく」「喧嘩になる」などになります。

「親同士が揉める」「先生と保護者が揉める」「上司と同僚が揉める」など、様々な形で使用することが可能です。

そのほか、「揉める」の場合、いらいらする、費用が掛かる、といった意味もあります。


「論争」とは?

「論争」とは互いに言い争うことを意味します。

「論争」「論」には、是非や善悪を述べるといった意味があります。

つまり、是非や善悪を述べ言い争うことが「論争」です。

言い換えれば、「言い争い」「論議」「口論」「論じ合う」などになります。

「論争が激化する」「論争が生じる」「論争が巻き起こる」などといった形で使用します。


「揉める」と「論争」の違い

「揉める」「論争」の違いを、分かりやすく解説します。

同じ争うことを意味する言葉ですが、それぞれの言葉が持つ意味には異なったニュアンスがあります。

「揉める」の場合は争いが起きるだけでなく、ごたごたすることも意味します。

一方、「論争」の場合は是非や善悪について互いに言い争うことを意味します。

また、「揉める」の場合は言い争いだけでなく、そういった状況を意味する一方、「論争」は言い争いのみを意味するといった違いもあります。

「揉める」の例文

・『子どもの進路のことで夫と揉める』
・『今まで姑と揉めることがないように、ずっと我慢してきました』

「論争」の例文

・『会議では激しい論争が繰り広げられました』
・『今回の研究結果について、学者同士で論争が行われた』

まとめ

「揉める」「論争」は以上の違いに注意し使い分ける必要があります。

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