この記事では、「お目にかかる」と「お会いする」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お目にかかる」とは?
「目」に「お」を付けることで、自分の目ではなく、他人の目を意味し、他人の目の尊敬語になります。
また、「かかる」には、目に留まるといった意味があり、「お目にかかる」は「会う」の謙譲語になります。
謙譲語は自分をへりくだった言葉遣いになります。
そのため、自分をへりくだって話す必要がある人に会った際に使用する言葉になります。
「お会いする」とは?
「会う」に「お」を付けることで謙譲語になります。
謙譲語は自分をへりくだった言葉遣いになります。
そのため、自分をへりくだって話す必要がある人に会った際に使用する言葉になります。
「お目にかかる」と「お会いする」の違い
「お目にかかる」と「お会いする」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「会う」の謙譲語です。
そのため、同じ意味として使用することが可能です。
ビジネスシーンにおいても、必ずしもどちらを使用すべきだということはありません。
状況や相手との関係性を踏まえ使い分けることが可能です。
そのうえで、どちらが適した言葉なのか迷った際には、「お目にかかる」を使用します。
また、「会う」の丁寧語は「会います」。
尊敬語は「お会いになる」「会われる」になります。
「お目にかかる」の例文
・『直接、お目にかかってご挨拶したいと先方に伝える』
・『大先輩にお目にかかれて嬉しかったと伝えると、笑顔で握手をしてくださりました』
「お会いする」の例文
・『ファンの方々にお会いすることができる日を楽しみにしております』
・『是非、お会いする機会を頂ければと思います』
まとめ
以上のように、どちらも同じ意味の謙譲語となります。
そのため、どちらが正しい謙譲語だといったことはなく、適宜、使い分けることができる言葉になります。
また、「会う」には、様々な尊敬語などがあるため、適切に使い分ける必要もあります。
