この記事では、「カンガルー」と「コアラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カンガルー」とは?
「カンガルー」は主にオーストラリア大陸に生息する有袋類双前歯目に分類される動物です。
オーストラリア大陸のほか、タスマニア島、ニューギニア島にも生息しています。
有袋類とはお腹に育児嚢を持つ動物で赤ちゃんはその育児嚢で育ちます。
多くの「カンガルー」の場合、繁殖環境が整っている時にのみ繁殖を行う傾向にあり、繁殖に適さない環境では子宮への着床を送らせることもあります。
同じ「カンガルー」でも種類によって異なるものの30週から40週ほどお腹の中で暮らすことになります。
長い種類では18か月間、お母さんの袋の中で過ごすこともあります。
「コアラ」とは?
「コアラ」は主にオーストラリア大陸に生息する有袋類双前歯目に分類される動物です。
「コアラ科コアラ属」に分類される「コアラ」独自の分類と珍しい動物です。
有袋類とはお腹に育児嚢を持つ動物で赤ちゃんはその育児嚢で育ちます。
「コアラ」の妊娠期間は1か月。
その後、6か月間かけお腹の中で赤ちゃんを育てていきます。
6か月間、お腹の中で大切の育てられた赤ちゃんは、その後もお母さんの背中にくっつき生活します。
この期間を含め1年ほど赤ちゃんはお母さんと一緒に過ごすことになります。
「カンガルー」と「コアラ」の違い
「カンガルー」と「コアラ」の違いを、分かりやすく解説します。
「カンガルー」と「コアラ」はどちらもオーストラリアに生息する有袋類双前歯目に分類される動物です。
ただし、育児嚢の向きに違いがあり「カンガルー」は上向き。
「コアラ」は下向きの育児嚢となります。
また、育児嚢で育つ期間にも違いがあり「カンガルー」は平均30週から40週ほど。
「コアラ」は6か月ほどとなります。
このような違いの加え生活習慣にも違いがあり、「カンガルー」は集団生活。
「コアラ」は単独生活を送るといった違いがあります。
まとめ
同じオーストラリアに生息する有袋類双前歯目に分類される動物でも、「カンガルー」と「コアラ」には以上のような違いがあります。
