1980年代のディスコやアメリカ音楽のブームの頃から使われていて、一時は使われなくなっていましたが、今になってまたポピュラーになっている言葉に「キャッチー」という表現があります。
からそれでは、この「キャッチー」とはどういう意味でしょうか。
また、「印象的」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「キャッチー」と「印象的」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キャッチー」とは?
「キャッチー」とは、英語の「catchy」をカタカナ表記開いたもので、一般的には、「簡単に人目を引く」とか「すぐに心を掴まれる」というような意味で使われます。
「印象的」とは?
「印象的」とは、文字通り、「印象に残りやすい」という意味で使われる言葉です。
英語では「impressive」と呼ばれるように、見えるもの、聞こえるものが心に強く残って離れないということを表します。
「キャッチー」と「印象的」の違い
「キャッチー」と「印象的」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「心に残るような」という意味で使われるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「キャッチー」の方には、「簡単に」とか「すぐに」とか「イージーに」というニュアンスがかなり含まれるという部分でしょう。
逆に言えば「印象的」という場合にはもっと深く刺さるとか、時間をかけて迫ってくるというニュアンスがあります。
この違いから、一時は「チャッチー」という言葉が「商業的な」というニュアンスを持って語られることもありました。
「キャッチー」の例文
・『この歌のサビはキャッチーなのですぐに覚えられます』
・『キャッチーなフレーズを宣伝文句に使用しています』
「印象的」の例文
・『この絵画はとても印象的です』
・『書道の先生が書いた書は印象的です』
まとめ
この記事では、「キャッチー」と「印象的」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。