今では、ほとんどの人が理解している「進化論」ですが、それで全ての連続性が証明できるとは思えないという人もいるでしょう。
さらに、全く連続性が感じられない生物もいます。
それでは、この「連続性」とはどういう意味でしょうか。
また、「一貫性」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「連続性」と「一貫性」の違いを分かりやすく説明していきます。
「連続性」とは?
「連続性」とは、文字通り、あるものと別のものとの間に連続している部分があるということを表す言葉です。
例えば、工事現場などで切り取られた山の斜面などを見ると、積み重なってきた地層がずっと連続してることがわかります。
逆に「連続性」が無いというのは、どこかで大きな変化があって途切れてしまったということを表しています。
「一貫性」とは?
「一貫性」とは、文字通り、継続していることに共通したものがあるということを表す言葉です。
例えば、中高一貫教育を掲げている学校がたくさんありますが、それは中学校と高等学校の教育のやり方が同じであるということを示しています。
「連続性」と「一貫性」の違い
「連続性」と「一貫性」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、何かが繋がっているということを表す言葉であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、それぞれ英語で表すと「connituity」と「consistency」になるという全く違う言葉であるということです。
この違いは「連続性」で繋がっているのが「形や意味」のようなものであるのに対して、「一貫性」で繋がっているのは「考え方」や「やり方」ということもできます。
「連続性」の例文
・『構造体の連続性を見ると、昔繋がっていたことがわかります』
・『論理に連続性がないと納得することはできません』
「一貫性」の例文
・『考え方の一貫性があれば、相手を説得することができます』
・『その説明では一貫性に欠けます』
まとめ
この記事では、「連続性」と「一貫性」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。