学問的な勉強というのは、その気になれば学校を卒業した後でも行うことができます。
その中でも最もポピュラーなのは語学の学習でしょう。
それは学生時代とは違い、言葉として操ることを目的としているので、基本を学び、練習問題などで知識の定着と応用力をつけることになります。
それでは、この「練習問題」とはどういう意味でしょうか。
また、「演習問題」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「練習問題」と「演習問題」の違いを分かりやすく説明していきます。
「練習問題」とは?
「練習問題」とは、「れんしゅうもんだい」と読み、文字通り「練習するための問題」のことです。
一般的には何かを学習するにあたって、繰り返し解くことによって知識を定着させるための問題のことです。
「演習問題」とは?
「演習問題」とは、「えんしゅうもんだい」と読み、文字通り「演習を行うための問題」のことです。
一般的には何かを学習するにあたって、繰り返し解くことによって知識を定着させるための問題のことです。
「練習問題」と「演習問題」の違い
「練習問題」と「演習問題」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、繰り返し学習して身につけるための問題という部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「演習問題」の方が、フォーマルな言い方であるということでしょうか。
そもそも「練習」と「演習」には、大きな違いがあり、それは「演習」が軍事的なものを含む技術的なものという意味で使われることが多いという部分ですが、「問題」がついた途端にその意味は無くなり、どちらも「繰り返しで身につけるための問題」ということになります。
しかし、「練習問題」には若干ですが学生言葉のニュアンスが含まれているので、フォーマルな場では「演習問題」を使った方が無難ということになります。
「練習問題」の例文
・『算数の練習問題を解きました』
・『基礎ができたのであとは簡単な練習問題をたくさん解いてください』
「演習問題」の例文
・『英語の演習問題を解きました』
・『毎週演習問題をやってもらいます』
まとめ
この記事では、「練習問題」と「演習問題」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。
