「実装」と「実証」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「実装」と「実証」の違いとは?違い

この記事では、「実装」「実証」の違いを分かりやすく説明していきます。

「実装」とは?

実装は、じっそうと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、みちるや中身が備わる等の意味を持っている実の漢字に、取り付けるとかよそおうといった意味を有する装の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ実装は、装置等を構成する部品を実際に取り付ける事を表すのです。

他には、コンピュータのソフトウエアに新たな機能を組み込むといった意味にも使われています。


「実証」とは?

実証は、じっしょうと読むべき言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、十分にあるとかみのるといった意味の実の漢字に、あかしやあかすといった意味がある証の漢字を加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から実証は、確実な証拠や確実な拠り所といった意味を示すのです。

他にも、確かな証拠や事実に基づいて証明する、という意味の言葉として用いられています。


「実装」と「実証」の違い

実装と実証の漢字表記を見比べてみると、2文字目の装と証の漢字の違いがある事に気付けるものです。

逆に言えば最初の漢字は同じ実であり、更に読み方もかなり似ていたりするのでごっちゃになる恐れは十分にあります。

とはいえ表現する意味には明確な違いがあるので、それぞれの言葉の意味を把握しさえすれば、問題なく使い分け可能です。

まず実装は、装置等の部品を取り付ける事を表します。

もう一方の実証は、確実な証拠や拠り所といった意味を表すのです。

まとめ

2つの言葉には共通する漢字がある上に、読み方もかなり似ているので、混同してしまう人もいます。

ですが指し示す意味には相違点があるので、それぞれの言葉が所有する意味を理解すれば、上手に使い分けが可能です。

ちなみに実装は、装置に部品を取り付けたりソフトウエアに新たな機能を組み込むといった意味の言葉として使われています。

対する実証は、確かな証拠とか確実な証拠で証明する事、を意味する言葉として用いられているのです。

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