この記事では、「執務室」と「会議室」の違いを分かりやすく説明していきます。
「執務室」とは?
執務室は、しつむしつと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、事務や業務についているという意味を持っている執務の漢字に、建物内にある区画といった意味を有する室の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
故に執務室は、実務を行うための部屋を表すのです。
特に事務作業を行う際に使用する部屋という意味で、この執務室の言葉が使われていたりします。
「会議室」とは?
会議室は、かいぎしつと読むべき言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば分かる事でしょうが、関係者が集まり議題について意見を出し合って話し合いを行うという意味の会議の漢字に、部屋とか家族等の意味がある室の漢字を加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から会議室は、会議を行うための部屋を示すのです。
要するに関係者が集まって、意見を交換し合うための部屋という意味でこの会議室の言葉は用いられています。
「執務室」と「会議室」の違い
執務室と会議室の漢字表記を並べて見比べを実行してみると、執務と会議という漢字の違いが存在する事に気付けるものです。
所が最後の室の漢字は同じで、どちらも何かを行うための部屋を表現する言葉となっています。
とはいえ表現する意味には違いがあり、執務室は、事務作業等の実務を行う際に利用する部屋を表すのです。
もう一方の会議室の方は、文字通り、会議を行うための部屋を示します。
まとめ
2つの言葉には共通する漢字があるだけでなく、共に何かを行うための部屋という意味を所有する言葉です。
そのため似ている部分はないとは言えませんが、指し示す意味には相違点があるので、それぞれの言葉の意味を把握しさえすれば問題なく使い分けが出来ます。
ちなみに執務室は、実務を行うための部屋という意味の言葉として使われているのです。
対する会議室は、関係者が集まって会議を行うための部屋という意味で用いられています。