「喉から手が出る」と「渇望」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「喉から手が出る」と「渇望」の違いとは?違い

この記事では、「喉から手が出る」「渇望」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「喉から手が出る」とは?

すごく欲しいと思う気持ちを如実に伝える言葉が「喉から手が出る」【のどからてがでる】です。

例えば、喉が渇いているとき、目の前にいる人の飲む水がどうしても欲しいと思う気持ちを表します。

心から欲しいと切実に思う気持ちを少し大げさに伝えて、何よりも自分が欲しがっていることを伝えるのです。

元々は人が持っている物が凄く欲しくて我慢できないという言葉からきています。


「渇望」とは?

自分が心から手にしたいと望むことを「渇望」【かつぼう】といいます。

例えば、楽器演奏が得意な人が、世界に通じるほどの腕前がある職人が作り上げたハーブが絶対に欲しいと思う気持ちを指すわけです。

それだけ喉が酷く渇いてしまうほど欲しいと思う場面で使われています。

とくに、大好きな物であったり、自分の利益になると感じるものは何としてでも欲しいと願うのです。


「喉から手が出る」と「渇望」の違い

「喉から手が出る」「渇望」の違いを、分かりやすく解説します。

かなり切実に欲しいと思う気持ちを伝えられるのが「喉から手が出る」です。

職場では自分の実力を試せる仕事をやってみたいとき使い、自分の願望を伝えます。

もう一方の「渇望」「喉から手が出る」よりも心から自分がやってみたい、欲しいと思うとき望む気持ちを伝える言葉です。

職場では、結果を出せばかなり良い待遇が受けられると思う仕事がしてみたいと思うとき使うわけです。

「喉から手が出る」の例文

・『喉から手が出るほど兄が所有する輸入自動車が欲しい』
・『喉から手が出るほど美人で頭の良い彼女が欲しい』

「渇望」の例文

・『渇望するほど大好きな海が見える別荘が欲しい』
・『部長という地位を渇望する若い部下こそ貪欲だ』

まとめ

喉という部位に焦点を当てた言葉を2つ取り上げましたが、どのようなことを強く欲しがるかに注目して、使い分けてみるといいでしょう。

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