この記事では、「ブルドーザー」と「ショベルカー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブルドーザー」とは?
ブルドーザーは、bulldozerとも表記される言葉です。
英語で強引に推し進めるという意味の言葉から、このブルドーザーが生まれたとされています。
そんなブルドーザーは、整地や土砂のかき起こし、盛土に用いるための建設機械を示すのです。
前面に可動式のブレードを装着し、キャタピラで走行が可能なトラクターに対して、このブルドーザーという言葉が使用されています。
「ショベルカー」とは?
ショベルカーは、油圧ショベルやパワーショベルとも呼ばれる重機です。
先端に長いアームが取り付けられており、キャタピラにより荒れ地でも走行可能な機械となっています。
基本的にショベルカーは、土を運んだり耕したりするために用いられる土木機械であり、先端を別のアタッチメントに変更する事で建物の解体作業等にも利用可能です。
他にもキャタピラを使用する事なく、本体を360度回転させる事が出来るといった機能を持っている機械となっています。
「ブルドーザー」と「ショベルカー」の違い
ブルドーザーとショベルカーの文字表記を比較してみると、使用している文字も読み方も違いが多く似ているという程ではありません。
所がどちらも工事の際に使用されるキャタピラを持つ機械を表現する言葉であるため、混同する恐れはあるのです。
とはいえブルドーザーは、土砂を押し退け整地するための重機であり、キャタピラを駆使してのみ機体を回転させる事が出来ます。
一方のショベルカーは土砂を掘って運ぶだけでなく、アームの先端に取り付けるアタッチメントを交換する事で、解体作業にも使用可能な上に、キャタピラを使わず本体のみでも回転可能な機械です。
まとめ
2つの言葉は使用されている文字も読み方も似ているという程ではありませんが、どちらも工事を行う際に利用される機械となっています。
ただしブルドーザーは、整地するための重機であり、土砂を押し退ける機能を有する機械です。
対するショベルカーは、土砂を削って運ぶ以外にも、解体作業を行う際にも用いる事が可能な機械であり、キャタピラを使わずに360度回転出来るという特徴もあります。