「健啖家」と「食いしん坊」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「健啖家」と「食いしん坊」の違いとは?違い

この記事では、「健啖家」「食いしん坊」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「健啖家」とは?

とても食欲がある人を「健啖家」【けんたんか】といいます。

ご飯を何杯もおかわりするは、人の倍以上も食べるところが大食漢と思えるわけです。

嫌いな物がないほど野菜や肉、魚まで色々なものを勢いよく盛んに食べるという意味がある「健啖」に、人といった「家」を使っています。

飲食する行為がとにかく辞められない人で、周囲が驚くほどよく食べる様子を指す言葉です。


「食いしん坊」とは?

食べることに執着し、常に頭の中が食べ物でいっぱいの人を「食いしん坊」【くいしんぼう】といいます。

常に何を食べたいかを考えたり、食べたいという欲求が抑えられない人を指すのです。

食い意地がとても強く、おかわりするのは当たり前、人よりも多くの量を食べてお腹いっぱいにしたいと思う気持ちがあります。

いつもお腹を空かせては満たされていない状態を表せる言葉です。


「健啖家」と「食いしん坊」の違い

「健啖家」「食いしん坊」の違いを、分かりやすく解説します。

嫌いなものがないほどよく食べる人を「健啖家」といいます。

人を驚かせるほどよく食べて、豪快に飲むその姿を指す言葉です。

元気よく肉にかぶりつき、手掴みで何でも食べてしまう大食漢を指します。

すこやかにという意味がある健に、むさぼるといった啖を掛け合わせている言葉です。

もう一方の「食いしん坊」は、とにかく食べることに執着し、いつもお腹が空いたという顔を見せる人を指します。

「健啖家」の例文

・『健啖家の彼女は男よりも大食いで、お金がかかる』
・『台風がきているというのに、健啖家の弟は食べてばかりいる』

「食いしん坊」の例文

・『食いしん坊な兄は、どこに行くにもお菓子を持って行く』
・『食いしん坊の妹は、家族のお弁当にまで手をつけて食べる』

まとめ

食べるのが好きな人を指す言葉ではありますが、どのくらい食べるか、主意と違う動きを見せるかに目を向けてみるといいでしょう。

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