この記事では、「二つ返事」と「ハイハイ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「二つ返事」とは?
相手の頼み事に「はいはい」と「二つ返事」【ふたつへんじ】で応答するのは、必ず承認するという意味があります。
返事の方法であり、すぐ了解した気持ちを伝えられる言葉です。
相手にこうして欲しいと伝えずに、すぐ快諾するため使われています。
ただ、軽々しく聞こえる場合もありますので、目上の人に使うときは注意する必要性がある言葉です。
「ハイハイ」とは?
返事を繰り返すことを「ハイハイ」といいます。
相手に頼まれごとしたときは反論せず、快く返事する方法です。
「ハイハイ、分かりました」と目上の人に内容を把握したか聞かれたとき、本当に理解したと返事するために使います。
ただ、面倒な頼み事してくるときはやりたくないけれども、仕方がないので受け入れるという気持ちを込めて「ハイハイ」と返事するために使う言葉にもなるわけです。
「二つ返事」と「ハイハイ」の違い
「二つ返事」と「ハイハイ」の違いを、分かりやすく解説します。
快く承諾することを「二つ返事」といいます。
「はいはい」と返事するところがより快諾している気持ちを強く伝えられる言葉になるわけです。
もう一方の「ハイハイ」は頼まれごとされたとき、素直に自分が話を受け入れて行動する気持ちを伝えるために使います。
場合によっては相手の頼み事が面倒であると思うときに使う返事の仕方にもなる言葉です。
「二つ返事」の例文
・『今日は気分がのらないので、二つ返事で作業ができなかった』
・『得意な作業であれば、彼女は二つ返事で物を作ってくれる』
「ハイハイ」の例文
・『ハイハイと返事して上司の代わりにお弁当を取りに行った』
・『だるいのに片付けを手伝うように言われたので、ハイハイと返事した』
まとめ
返事を2回するという意味がある言葉を2つご紹介しましたが、状況によりどちらを使えばいいか学び、うまく使い分けてみるといいでしょう。
