街を歩いていると良く見かけるのが、有名な水泳教室のマイクロバスです。
これはスクールに通っている子供たちを送迎するためのものですが、いつもコストをかけていると感じています。
それでは、この「送迎」とはどういう意味でしょうか。
また、「見送る」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「送迎」と「見送る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「送迎」とは?
「送迎」とは、文字通り「送り迎え」ということを表す言葉です。
手段は場合によって様々ですが、一般的には前述のように専用のバスや、バンなどが使われます。
距離も場合によって違いますが、最寄りの鉄道の駅からというのが一般的です。
また、ビジネスにおいては、お客様を会議やセミナーなどの開催地まで送り迎えするというのもよく行われています。
「送迎」と言う言い方ですが、「送ること」だけ、「迎えること」だけの場合もあります。
「見送る」とは?
「見送る」とは、文字通り「誰かを見送る」ことです。
一般的には、どこかに向けて出発しようとしている人が離れて行く姿を見て場合によってはてを振ったりもします。
目的は様々で、単に自分のところにきてくれた方を門前や場合によっては最寄りの駅まで一緒に付き添ってお別れを言うことになりますが、どこかに旅立っていく人を空港や鉄道の駅で「見送る」と言うのも良くある光景です。
「送迎」と「見送る」の違い
「送迎」と「見送る」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、誰かを送るという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、バスや車などを使って最寄り駅からの送り迎えを行うのが「送迎」で、出発する場所で、ただ「送る」だけなのが「見送る」と言うことになります。
したがって、「送迎」の場合は通常往復、「見送る」の場合は一方向になります。
「送迎」の例文
・『この学校の送迎バスは一日一往復だけです』
・『お客様の送迎に必要なハイヤーの手配をお願いします』
「見送る」の例文
・『友人のアメリカ留学の出発を成田空港まで見送りに行ってきました』
・『お客様を会社の門までお見送りしました』
まとめ
この記事では、「送迎」と「見送る」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。