「着荷」と「入荷」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「着荷」と「入荷」の違いとは?違い

この記事では、「着荷」「入荷」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「着荷」とは?

頼んでおいた商品が入った荷物が自分の元に届くことを「着荷」【ちゃくに】といいます。

例えば、家族が箱の中に栽培した果物を入れて弟に送り、到着した荷物を指すわけです。

鉄道貨物で送られてきた「着荷」の中身は何かと箱の蓋を開けたり、壊れていないか確かめるといった意味で使われています。

また、「着荷払い」といえば、荷物が到着したとき商品代金を配達員に支払うことで受け取れる方法です。


「入荷」とは?

服や靴がメーカーから入ってきたことを「入荷」【にゅうか】といいます。

小売店が「新商品が入荷しました」と客に伝えて宣伝するために使う言葉であり、たいていは新しい形状や色といった新しいものに対して使う言葉です。

メーカーから届いた商品を魅力的に店の棚に並べて購入してもらえるようにします。

主に、物流の拠点から店向けの商品が入り、間違いはないか伝票と物を照らし合わせる作業を経て店に並べるのです。


「着荷」と「入荷」の違い

「着荷」「入荷」の違いを、分かりやすく解説します。

荷物が自分の元へ到着することを「着荷」といいます。

親や兄弟、友人といった親しい人が自分のために食料や服を箱に入れて送ってくれた荷物であったり、通信販売で購入した物が届いたとき使う言葉です。

もう一方の「入荷」は店で売るため物流拠点から仕入れた商品が無事届いた状態を指します。

店で売る以外に、在庫を保管するため倉庫で管理するといった意味もある言葉です。

「着荷」の例文

・『通信サイトから購入した帽子を着荷払いで受け取った』
・『山形県に住む兄が送ってくれたさくらんぼが箱で着荷した』

「入荷」の例文

・『発注書を確かめるのも入荷するときの大事な作業だ』
・『厚手の服が30枚入荷したので、早速棚に並べた』

まとめ

「荷」という漢字を使った言葉ではありますが、「着」「入」の違いがあります。

それぞれの意味に目を向けて、どのように使えばいいか調べてみるといいでしょう。

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