最近人気のアイドルグループの多くはダンスが特徴になっています。
以前のアイドルではジャズダンスからストリートダンスが主流になっていましたが、今ではバリエーションが豊富になり、バレエやモダンダンスも取り入れた群舞とも言得るものが人気です。
そのようなダンスにおいて重要なのが各人の「立ち位置」です。
それでは、この「立ち位置」とはどういう意味でしょうか。
また、「立場」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「立ち位置」と「立場」の違いを分かりやすく説明していきます。
「立ち位置」とは?
「立ち位置」とは、文字通り、その人が「立っている位置」のことを表す言葉です。
物理的な意味では、前述のダンスのように、舞台上のどこに立つかということを表していますが、そこから派生して行動する上でのポジションのようなことも意味するようになっています。
「立場」とは?
「立場」とは、文字通り、その人の「立場」のことを表す言葉です。
「立場」とはもともとは「立っている場所」という意味ですが、現在では組織やチームなどにおける役割や心理的な行動原理というような意味で使われることが多くなっています。
「立ち位置」と「立場」の違い
「立ち位置」と「立場」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「立っている場所」を表す言葉であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「立ち位置」とは、他の人たちとの関係における自分で望んで決めた位置のことであり、「立場」とは、他の人たちとの関係において役割などでそうなった位置のことであるということになります。
したがって、「立場」に関しては、本人が納得していない場合も多いというのが大きな違いです。
「立ち位置」の例文
・『自分の立ち位置を明確にすることで関係が変わることがあります』
・『このチームでの自分の立ち位置がやっと確立しました』
「立場」の例文
・『自分の立場をわきまえてものを言ってください』
・『同じものに対しても、立場が変われば対応方法も変わります』
まとめ
この記事では、「立ち位置」と「立場」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。