「突撃」と「突入」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「突撃」と「突入」の違いとは?違い

この記事では、「突撃」「突入」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「突撃」とは?

勢いよく撃墜するといった意味で使われている言葉が「突撃」【とつげき】です。

「これから突撃する」といっては軍隊に活を入れて走り出せる限りの力を発揮し、敵陣に体当たりするといった意味があります。

戦場では敵陣に歩兵が突入するとき、撃破するための賢い戦術でした。

「戦争に突入する」といったように、これから大変な状況が起きるとき使われている言葉にもなります。


「突入」とは?

敵陣が大勢いる場所に向って勢いよく突っ込むことを「突入」【とつにゅう】といいます。

「これより突入する」といえば、軍隊に向って気を引き締めさせ、指示するときに使われている言葉です。

このようなところから、不適切な行為する者を捕らえるため、内部に激しく勢いを持って踏み入り相手を抵抗できなくします。


「突撃」と「突入」の違い

「突撃」「突入」の違いを、分かりやすく解説します。

相手の陣地へ乗り込むとき、いかに勢いを持って撃墜したか表す言葉が「突撃」です。

敵陣に乗り込んで激しく動き回って相手をやっつけるという意味で使われています。

もう一方の「突入」は力を合わせて勢いよく突っ込むという意味がある言葉です。

犯人が家の中に逃げ込んだとき、隙を見ては大勢の機動隊が乗り込み、捕まえるといった場面で使われています。

「突撃」の例文

・『敵の爆撃機を見つけたとき、日本軍が突撃して撃墜した』
・『海から大勢の敵が乗り込んできたので必死に突撃した』

「突入」の例文

・『北朝鮮からの爆弾が日本の領域に突入する動画が流れた』
・『山の中に突入しては相手の寝込みを襲って物資を奪い取る』

まとめ

「突」という漢字を使っている言葉を2つご紹介しましたが、どういったやり方で相手に乗り込むかが異なります。

戦争の動画を見てみれば言葉の意味がよく把握できるでしょう。

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