この記事では、「祖父母」と「両親」の違いを分かりやすく説明していきます。
「祖父母」とは?
祖父母は、そふぼと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、親の親や親以前の直系の血縁者という意味を持っている祖の漢字に、ちちとははとか、両親といった意味を有する父母の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
故に祖父母は、祖父と祖母という意味を表すのです。
もう少し詳細に説明すると、ある人にとって父親の父親と、母親の母親にあたる人物達を表現する言葉として使われています。
「両親」とは?
両親は、りょうしんと読むべき言葉です。
漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、一組となるものの双方とか、二つといった意味の両の漢字に、おやや子を養う者といった意味がある親の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から両親は、父親と母親を示すのです。
つまり漢字の組み合わせの通り、両方の親という意味を表現する言葉として用いられています。
「祖父母」と「両親」の違い
「祖父母」と「両親」の違いを、分かりやすく解説します。
祖父母と両親の漢字表記を比較してみると、使用している漢字も読み方も違う言葉同士であると直ぐに気付けるものです。
所がどちらも親族を表現する言葉となっているので、混同する恐れはないとは言えません。
とはいえ表現する意味には明確な違いがあるので、それぞれの言葉の意味を把握すれば問題なく使い分けが可能です。
まず祖父母は、親の親にあたる祖父と祖母を表す言葉となっています。
一方の両親は、父親と母親という両方の親を示す言葉です。
まとめ
2つの言葉は使用している漢字も読み方も違っていますが、どちらも親族を指し示す言葉となっています。
そのためごっちゃになる危険性はないとは言い切れませんが、表現する意味には明らかな相違点があるのでそこを踏まえれば、きちんと使い分けが可能です。
ちなみに祖父母は、祖父と祖母という意味に使われています。
対する両親は、父親と母親という意味を示す言葉として用いられているのです。
