「絶対」と「確実」の違いとは?分かりやすく解釈

「絶対」と「確実」の違いとは?違い

この記事では、「絶対」【ぜったい】と「確実」【かくじつ】の意味や違いを説明していきます。

「絶対」とは?意味

必ず守るよう努力する気持ちを伝えるとき使うのが「絶対」【ぜったい】です。

「必ず試験に受かる」と自分が掲げた目標に向かって努力して受験し、合格するんだという意思表示するときに使います。

「絶対に負けない」といったときは必ず勝つという自分の考えを示すのです。

反対に、「絶対に許せない」といえば、相手の理不尽な行動に対して怒りを持って、本気で反撃する気持ちを表せます。


「確実」とは?意味

間違いなく現実的なものになる状況を「確実」【かくじつ】といいます。

例としては、好きなチームの試合を見るため応募したところ希望する座席に決まったときや、選挙で当選した人が決まることを「当選確実」というのです。

物事が確かに実現するといった意味があるため、しっかりと現実的になったことを人に伝えるとき使われています。


「絶対」と「確実」の違い

ここでは「絶対」「確実」の違いを、分かりやすく解説します。

必ず考えたとおりにやってみせるという気持ちを表せるのが「絶対」です。

間違いなく自分の考えは当たっているという確信を持って答えを出せます。

もう一方の「確実」は、はっきり物事が決まったことを人に伝えるための言葉です。

「確実に追い込む」といえば、確かに相手が逃げられない状況におとしいれて仕留めるという意味になります。

「絶対」の例文

・『人を騙して金品を奪い取る悪い者は絶対に許さない』
・『絶対に負けられない試合で勝つため肉体改造した』

「確実」の例文

・『この土地は確実にダムの底に沈むことになる』
・『人間は確実に死という問題から逃れられない』

まとめ

ほとんど同じような意味がある言葉ですが、自分が意思表示するとき使うのが「絶対」で、必ずそうなると決まった状況では「確実」を使うと覚えておくといいでしょう。

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