「絶版車」と「旧車」の違いとは?分かりやすく解釈

「絶版車」と「旧車」の違いとは?違い

古い車を表す言葉として「絶版車」「旧車」があります。

2つの言葉はどのような違いで使い分けられているのでしょうか。

今回は、「絶版車」「旧車」の違いを解説します。

「絶版車」とは?

「絶版車」とは、「生産が終了した車」を指す言葉です。


「絶版車」の使い方

メーカーが生産中止を決定し新車の販売ラインナップから消えてしまった車を指します。

「絶版車」「絶版」とは書物の出版が中止され新しく刷られなくなることを意味する言葉ですが、そこから転じて家電や車などで特定のモデルの生産が終了すること全般を意味する言葉として使われています。

生産が中止になった時点で「絶版車」として扱われるため昨日まで新車で購入できた車でも生産中止が発表されれば「絶版車」になります。


「旧車」とは?

「旧車」とは、「過去に製造されたある程度年代の古い車」を指す言葉です。

「旧車」の使い方

新車では購入できない古い年式の車を指します。

具体的な基準はありませんが一般的には懐かしさを覚えるくらいの古い車から「旧車」として扱われます。

古い車でも数年程度では「旧車」にはなりません。

特に年代の古い歴史的な車を「クラシックカー」やや古く価値が高まっている車を「ビンテージカー」などと呼びますがこちらも具体的な年代の線引きはありません。

「絶版車」と「旧車」の違い

生産中止になり新車で購入できない車が「絶版車」、年式の古い昔の車が「旧車」という違いで区別されます。

「旧車」は過去の車なので全て「絶版車」ですが、「絶版車」だからといって「旧車」とは限りません。

販売中止になったばかりの車は「絶版車」ですが「旧車」として扱うには新しすぎます。

「絶版車」の例文

・『絶版車について調べる』
・『絶版車なので中古車で買うしかない』

「旧車」の例文

・『旧車ファンの集いに参加する』
・『旧車に乗るならメンテナンスが不可欠だ』

まとめ

「絶版車」「旧車」では指している車が異なります。

言葉の意味を正しく理解して使い分けてください。

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