「絶望」と「落胆」の違いとは?分かりやすく解釈

「絶望」と「落胆」の違いとは?違い

この記事では、「絶望」【ぜつぼう】と「落胆」【らくたん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「絶望」とは?意味

もう望んでもかなわないと分かったとき、人が心から落胆することを「絶望」【ぜつぼう】といいます。

自分としては、このような仕事にありつきたいと勉強を頑張ってきたというのに、金銭的な問題で大学に行けないと分かればひどく気落ちするでしょう。

また、愛する家族が病気にかかったとき、手術しても治らないと分かれば家族は期待する気持ちを失ってしまうわけです。


「落胆」とは?意味

希望していたことがまったく現実にならないと分かったとき、ひどく気落ちすることを「落胆」【らくたん】といいます。

頑張ろうと張り切って物事に取り掛かったというのに、結果、まったくその通りにならず、がっかりする人の気持ちという意味になるわけです。

かなり肩を落とすように、意気消沈といった状態に陥り、前のようにやる気を見出せない状態になってしまいます。


「絶望」と「落胆」の違い

「絶望」「落胆」の違いを、分かりやすく解説します。

すべての望みがかなわない状態と分かったとき、将来への期待を失ってしまうことを「絶望」といいます。

失恋したり、仕事でミスして上司にひどく怒られたときの気落ちする状態を表すときに使われている言葉です。

もう一方の「落胆」は、頑張ってやったのに、まったく意にそぐわない状況になってがっかりする気持ちを表します。

「絶望」の例文

・『入りたい大学の受験で失敗して、ひどく絶望した』
・『自分が本当にやりたいことができない会社に絶望する』

「落胆」の例文

・『子どもが交通事故で亡くなった親はひどく落胆する』
・『付き合っていた男性にいきなり婚約破棄されて落胆した』

まとめ

どちらも同じような意味がある言葉ですが、そのときの状況に合うように、うまく自分で選択して使い分けてみるといいでしょう。

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