「真っ最中」と「真っ只中」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「真っ最中」と「真っ只中」の違いとは?違い

この記事では、「真っ最中」「真っ只中」の違いを分かりやすく説明していきます。

「真っ最中」とは?

真っ最中は、まっさいちゅうと読むの正解な言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、語勢を強めるという意味を持っている真っの文字に、動作とか状態が高まっているという意味を有する最中の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ真っ最中は、丁度盛りである事を表すのです。

要するに何かが行われていて、それが最も盛んな時を表現する言葉となっています。


「真っ只中」とは?

真っ只中は、まっただなかと読むと読むべき言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、後に続く語を強めるという意味の真っの文字に、まんなかやちゅうしんといった意味がある只中の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。

以上の事から真っ只中は、行われている何かの中心的な時であり、1番盛り上がって時を示すのです。

他にも、空間の真ん中という意味を表現する言葉として用いられています。


「真っ最中」と「真っ只中」の違い

真っ最中と真っ只中の文字表記を比較すると、最と只という漢字の違いがある事に気付けるものです。

逆に言えば他の3文字は同じであり、見た目はかなり似ている言葉同士であると言えます。

しかもどちらも、行われてる何かがピークの状態の時という意味合いを所有しているので、同じ場面で使用可能な言葉です。

とはいえ表現する意味の幅には違いが存在しており、真っ只中は、敵陣の真っ只中という言葉の様に、空間の真ん中という意味を表現する事が出来ますが、真っ最中はその様な使い方は出来ません。

まとめ

2つの言葉には共通する文字が複数あり、文字表記上はかなり似ている言葉同士です。

更にどちらも、丁度盛り上がっている時という意味の言葉として使用されています。

お陰で同じ様な場面で使用される言葉同士ですが、指し示す意味の幅に相違点があるのです。

真っ只中は、空間の中心という意味にも駆使されますが、真っ最中はその様な意味で使う事は出来ません。

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