「日にち」と「日付」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「日にち」と「日付」の違いとは?違い

例えば、メールとチャットで家族と旅行の計画を立てているときに、スケジュールの話の中で出てくる「ひにち」という言葉を漢字にしようとして、ちょっと戸惑うことがあります。

「ひにち」とは普通に考えれば「日日」になってしまいますが、実際には「日にち」と表記します。

それでは、この「日にち」とはどういう意味でしょうか。

また、「日付」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「日にち」「日付」の違いを分かりやすく説明していきます。

「日にち」とは?

「日にち」とは、いうまでもなく、一般的には、日取りとか日程のような意味で使う「日」が連続していることを表すために使われる言葉です。

また、何月何日という意味での「日にち」ということを表す場合もあります。

前述のように本来の意味からは「日日」あるいは「日々」と書いても良さそうなものですが、それぞれ「にちにち」「ひび」という違った意味の言葉と混同するということで使っていないのが実情です。


「日付」とは?

「日付」とは、いうまでもなく何月何日という「日付」のことを表す言葉として使われています。

一般的には何年が含まれると「日付」ではなく「年月日」と呼ぶことが多いでしょう。


「日にち」と「日付」の違い

「日にち」「日付」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、「その日」を表すことであるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、英語における「date」「日付」であり、英語の「date」「day」の両方に対して使うのが「日にち」ということになります。

「日にち」の例文

・『今度の旅行の日にちはまだ決まっていません』
・『そちらの都合の良い日にちがわかったら教えてください』

「日付」の例文

・『今度の旅行に出発する日付は確定していません』
・『今日の日付はスマホの待受画面を見ればすぐにわかります』

まとめ

この記事では、「日にち」「日付」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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