この記事では、「推し」と「好き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「推(お)し」とは?
「推し」は「特定の人物やキャラクター、商品や作品などに対して、熱烈な指示や愛情を示す行為やその対象を指す言葉」という意味を表します。
「推し」の由来ですが、動詞「推(お)す」から派生し、若年層を中心に浸透したインターネットスラングです。
「推す」という言葉には「人や事物をある身分や地位にふさわしいものとして他人や他に薦める」、「推薦する」、「あることを根拠として、他のことを判断する」、「推し量る」、「さらに突き詰めて考える」という意味が含まれています。
「推し」の対象ですが、アイドルやキャラクター、俳優や声優、漫画、アニメ、映画、番組など「自分が他人に薦めたいもの」全般に対して使用されています。
「推し」の使い方
「推し」は名詞としてや形容動詞として「推しだ」のように使われています。
「好き」とは?
「好き」は「心がひかれること」や「気に入ること」、「片寄ってそのことを好む様」や「物好き」、「好色」、「色好み」、「自分の思うままに振る舞うことやその様」を意味する言葉です。
「好き」の使い方
「好き」は名詞としてや形容動詞として「好きだ」のように使われています。
「推し」と「好き」の違い
「推し」には「自分が気に入っているもので他人に推薦したいほどのもの」というニュアンスが含まれています。
一方、「好き」はシンプルに「気に入ること」という意味を表す言葉です。
「推し」の例文
・『この漫画はここ最近の作品のうちで私の一番の推しだ』
・『このアイドルは彼の推しらしい』
「好き」の例文
・『私は彼女のことが好きだ』
・『彼女が好きそうなものをプレゼントに選ぶ』
まとめ
「推し」は「自分が好きなもので他人に薦めたいもの」という意味合いを表し、「好き」はシンプルに「気に入っていること」を意味する言葉と言うことでした。