この記事では、「ありがたく存じます」と「ありがたく思います」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ありがたく存じます」とは?
「ありがたく存じます」の「ありがたく」は、「ありがたい」の連用形です。
「ありがたい」には、人の好意などに対し感謝するさま、といった意味があります。
加えて、「存じます」は、「思う」の謙譲語「存じる」に丁寧語の「ます」を付けた敬語表現です。
そのため、「ありがたく存じます」は、「ありがとうと思っています」、「感謝しています」といった意味になります。
「ありがたく思います」とは?
「ありがたく思います」の「ありがたく」は、「ありがたい」の連用形です。
「ありがたい」には、人の好意などに対し感謝するさま、といった意味があります。
加えて、「思います」は「思う」に丁寧語の「ます」を付けた敬語表現です。
そのため、「ありがたく思います」は、「ありがとうと思っています」、「感謝しています」といった意味になります。
「ありがたく存じます」と「ありがたく思います」の違い
「ありがたく存じます」と「ありがたく思います」の違いを、分かりやすく解説します。
「ありがたく存じます」と「ありがたく思います」は全く同じ意味を持つ言葉です。
どちらの意味も「ありがとうと思っています」、「感謝しています」といった意味になります。
そのうえで、「存じます」と「思います」に注目し違いを考えた場合、「思います」よりも「存じます」の方が相手に対する敬意が強いといった違いがあります。
「ありがたく存します」の例文
・『心温まるお言葉をいただき、ありがたく存じます』
・『このような良い品をいただき、ありがたく存じます』
「ありがたく思います」の例文
・『皆様のご厚意、ありがたく思います』
・『ご指導いただき、ありがたく思います』
まとめ
以上のように、敬意に違いのある「ありがたく存じます」と「ありがたく思います」になります。