「思い出深い」と「思い出の詰まった」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「思い出深い」と「思い出の詰まった」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈違い

この記事では、「思い出深い」「思い出の詰まった」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「思い出深い」とは?

心に残る楽しいことや、幸せだった思い出の中でもかなり印象に残るものを「思い出深い」【おもいでぶかい】といいます。

色々な思い出がある中で今でも脳裏に焼きつき、心の中に残る忘れられない出来事を指すのです。

「ここは思い出深い場所だ」といえば、仲が良かった友人と何度も遊んだり、愛犬と楽しんだ所で心に残る所と伝えられます。


「思い出の詰まった」とは?

子供の頃からつい最近まで生きて得た思いの数々がぎゅっと一箇所に集約していることを「思い出が詰まった」【おもいでがつまった】といいます。

他にも自分が気に入って使っていた思い入れがある物や乗り物に対して愛着心を持つ気持ちを表す言葉です。

例えば、誕生日に親が心を込めて縫ってくれた着物を着て、お琴の演奏会した大事なものである記憶に残る思いを指します。


「思い出深い」と「思い出の詰まった」の違い

「思い出深い」「思い出の詰まった」の違いを、分かりやすく解説します。

いくつかの深い思いがある記憶よりも、1番忘れられない心に残る体験を指して「思い出深い」といいます。

「思い出深い修行だった」とかなり心の奥深くに残っては何度も思い出し、懐かしい気持ちに浸るのです。

もう一つの「思い出の詰まった」は、子供の頃に何度も使って愛着がある物や、愛する家族が特別な日に勝ってくれたものを指し、今でも捨てられない気持ちを表します。

「思い出深い」の例文

・『この水彩画は私と祖父をつなげる思い出深い作品だ』
・『ここは空手に青春を捧げた私の思い出深い場所である』

「思い出の詰まった」の例文

・『思い出の詰まった布団を愛猫用の座布団に変えて受け継ぐ』
・『思い出の詰まった茶うけを割ってしまい、泣いてしまった』

まとめ

「思い出」を使った言葉ではありますが、「深い」「詰まった」により使い方に違いがあります。

どういった物や場所に使うか学んでみるといいでしょう。

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