この記事では、「音感」と「リズム感」の違いを分かりやすく説明していきます。
「音感」とは?
「音感」は「おんかん」と読みます。
意味は「音色の種類や高さ・低さなど、音質の変化を聴き分ける脳力」です。
その音がどの音階に当たるのか、元となる音とズレがあるかないか、重なったそれぞれの音を聴き分けられるかなど、あらゆる「音」に関する認識能力を表します。
「音感」の言葉の使い方
「音感」は名詞として「音感がある・ない」「絶対音感」「相対音感」などと使われます。
「音」は「音色」「音の節」という意味、「感」は「外部の物に触れて心が動く」「知覚する「五感に触れてある感じが生じる」という意味、「音感」で「音色に触れて知覚する能力」になります。
「リズム感」とは?
「リズム感」とは、「音と音との間隔や規則性を聴き分けたり、アクセントに合わせて身体を動かしたり歌ったりする脳力」です。
音色よりも、その音色がどの様な間隔で鳴っているのかを重視して捉える脳力のことです。
「リズム感」の言葉の使い方
「リズム感」は名詞として「リズム感が良い・悪い」「リズム感を育てる」などと使われます。
「リズム」は英語の「rhythm」が日本語化した言葉で、「律動」「規則的反復」「周期的運動」という意味、「感」は「外部の物に触れて心が動く」「知覚する「五感に触れてある感じが生じる」という意味、「リズム感」で、「音の動きや規則的反復を知覚する能力」になります。
「音感」と「リズム感」の違い
「音感」は「音色に触れて知覚する能力」です。
「リズム感」は「音の動きや規則的反復を知覚する能力」です。
「音感」の例文
「音感」の例文は以下の通りです。
・『音感が良いので耳コピできる』
・『絶対音感があると音が邪魔になって眠れない』
・『相対音感があるのでハモリが上手い』
「リズム感」の例文
「リズム感」の例文は以下の通りです。
・『黒人はリズム感が良い人が多い』
・『ドラムはリズム感が重要だ』
・『彼のカラオケはリズム感が悪い』
まとめ
今回は「音感」と「リズム感」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。