この記事では、「奥目」と「出目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「奥目」とは?
奥目は、おくめと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、おくやおくまった場所といった意味の奥の文字に、めという意味がある目の文字を付け加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から奥目は、目が通常よりも奥にくぼんでいる事やその様な目を示すのです。
「奥目」の言葉の使い方
奥目は、文字通り、目が普通よりも奥にある様に見えるという意味で用いられる言葉となっています。
特に顔の彫りが深い人物の目に対して、この奥目という言葉が使用されていたりするのです。
「出目」とは?
出目は、でめと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事ですが、でるやでる度合い等の意味を持つ出の漢字に、生物の物を見る働きをする器官という意味を有する目の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ出目は、眼球が普通よりも突き出ている事や、サイコロを振って出た目を表します。
「出目」の言葉の使い方
出目は、主に通常よりも眼球が突き出ているという意味で使われる言葉です。
眼球が突き出て目が大きく見える人に対して、この出目という言葉が使用されていたりします。
「奥目」と「出目」の違い
奥目と出目の漢字表記を比べれば、奥と出という最初の漢字の違いがある事を直ぐに見付ける事が可能です。
所が2文字目の漢字は同じ目であり、どちら目の特徴を表現する言葉として使用されています。
ただし奥目は、目が通常よりも奥の方にくぼんでいる事を示すのです。
一方の出目は、逆に眼球が通常よりも突き出ている事を表します。
まとめ
2つの言葉は共に、目という漢字が使われており、目の特徴を指し示す言葉同士です。
とはいえ意味合いは逆であり、奥目は目が通常より奥にくぼんでいるという意味で用いられる言葉となっています。
対する出目は、普通よりも眼球が突き出ている事を表す言葉として使われているのです。
