「山場」と「クライマックス」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「山場」と「クライマックス」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈違い

この記事では、「山場」「クライマックス」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「山場」とは?

かなり盛り上がり、面白くなる場面を「山場」【やまば】といいます。

「舞台の山場を迎えた」というように、展開が大きく変わり、面白くなる場面を指すのです。

犯人が登場したり、事件が解決する糸口が見つかるなど、作品の中で最も緊張が走るところであります。

それほど見せ場となり、山の頂上に辿り着いたような喜びや緊張感が走る場面を指す言葉です。


「クライマックス」とは?

最後を迎える一歩手前の場面を「クライマックス」といいます。

この本で1番読み応えがある「クライマックス」を迎えたというように、それまで見られないほど大きく状況が変わるところで、見応えがあると分かる場面を指すのです。

作品の中でも1番の見応えとなる場面では事件の謎が解明されたり、事故を起こした人物が明らかになるなど解明される部分を指します。


「山場」と「クライマックス」の違い

「山場」「クライマックス」の違いを、分かりやすく解説します。

山の中でも1番上になる場所を「山場」といいます。

このような意味から、物事において1番緊迫感が走る部分を指すわけです。

もう一方の「クライマックス」は作品の終盤という意味があり、1番盛り上がり、感動できるところを指します。

それだけ内容が濃く、面白みがある場面を指すのです。

「山場」は古風な言い方する歌舞伎や舞台でよく使われていて、漫画や映画といった若者向けの作品では「クライマックス」と使う機会が多く見られます。

「山場」の例文

・『主人公が愛す人と再会する山場を迎える場面に感動した』
・『役者の熱気が伝わる舞台の山場が1番心に響き渡る』

「クライマックス」の例文

・『緊張感があるクライマックスが楽しめる作品を集めている』
・『何日も小説を読んできて、とうとうクライマックスを迎えた』

まとめ

似た意味がある言葉を2つご紹介しましたが、色々な作品を楽しんで、どのような展開になるか具体的に調べてみるのもいいでしょう。

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