この記事では、「業務が多い」と「慌ただしい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「業務が多い」とは?
「業務が多い」は「ぎょうむがおおい」と読みます。
意味は、「仕事で毎日継続的に行う作業の数量が大きい状態」です。
メールチェックや書類作成、電話応対など、毎日の様に決まってする作業がたくさんある状態を表します。
「業務が多い」の言葉の使い方
「業務が多い」は形容詞として「一人当たりの業務が多い」「決算期は業務が多い」などと使われます。
「業務」は「職業や事業などに関して、日々継続して行う仕事・作業」という意味、「が」は接続助詞、「多い」は「数や量がたくさんある」「ものごとがたびたび起こる」という意味、「業務が多い」で「日々継続して行う仕事や作業の数や量がたくさんあること」になります。
基本的に、その時の雰囲気や様子ではなく、事実としてやるべき仕事の量がたくさんあることに使われます。
「慌ただしい」とは?
「慌ただしい」は「あわただしい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「ものごとをする時に、しきりに急き立てられて落ち着かない様子」という意味です。
2つ目は、「ものごとの状況の移り変わりが激しく、安定しない様子」という意味です。
「慌ただしい」の言葉の使い方
「慌ただしい」は形容詞として「毎日何かと慌ただしい」などと使われたり、「秘書が慌ただしく電話している」などと使われます。
語源は「あわたたし」という古語で、「泡が立つほどの様子」という意味です。
人が溺れた時に、水面で手足をバタバタさせて、泡を立てる様子から、「驚いて焦る様子」として使われ、転じて「忙しくて落ち着かない様子」として使われる様になりました。
基本的に、せかされて落ち着かない雰囲気に使われる言葉です。
「業務が多い」と「慌ただしい」の違い
「業務が多い」は「日々継続して行う仕事や作業の数や量がたくさんあること」です。
「慌ただしい」は「しきりに急き立てられて落ち着かない様子」です。
まとめ
今回は「業務が多い」と「慌ただしい」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。