例えば、学生時代に行うような地域でのボランティア活動は、人間としての大きな経験になるとともに、それまであまり味わってこなかった「感謝される」ことの喜びを味わうことができる機会でもあります。
それでは、この「感謝される」とはどういう意味でしょうか。
また、「有難がられる」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「感謝される」と「有難がられる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「感謝される」とは?
「感謝される」とは、文字通り、誰かに感謝してもらうということを表す言葉です。
「有難がられる」とは?
「有難がられる」とは、文字通り、誰かに有難いと思ってもらえるということを表す言葉です。
「感謝される」と「有難がられる」の違い
「感謝される」と「有難がられる」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「誰かに感謝される」という状況を表すという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、意味としてはほとんど同じですが、「感謝される」の方は、相手が単純に感謝しているのに対して、「有り難がられる」の方は、相手がしきりに「有難い」と思うということなので、「重宝される」というニュアンスが加わります。
つまり、「有り難がる」というのはただ感謝している状態ではなく「いいことをしてくれるからこれからもそばにいて欲しい」というくらいの感覚になります。
「感謝される」の例文
・『感謝されることは自分にとっても大きなメリットになります』
・『どうせなら感謝されることをやりましょう』
「有難がられる」の例文
・『いつも私が掃除をしているので有り難がられています』
・『有り難がられることで、自分のアイデンティティを確立したと感じています』
まとめ
この記事では、「感謝される」と「有難がられる」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。