この記事では、「割り勘」と「折半」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「割り勘」とは?
そこに集まった人達と食べた後、お金を出し合うことを「割り勘」【わりかん】といいます。
2人以上いる状況で食べた料理を合計した金額を人数分で割り、ほぼ同じ金額になるようにするのです。
例えば、合計額が6,000円とすれば3人だと1人あたり2,000円にして払います。
10人のときは1人あたり600円となるように、大人数であるほど払う金額が低くなるわけです。
「折半」とは?
2人で外食して料理を食べたとき、払う金額を仲良く半分にして払うことを「折半」【せっぱん】といいます。
ちょうど2人分に分けて払えば相手と喧嘩にならず、良い関係性で払えるようになるのです。
金銭だけではなく、20個のお菓子が入っていれば10個ずつ分けて渡し、長い羊羹ならちょうど半分に切って二等分に分けて食べます。
「割り勘」と「折半」の違い
ここでは「割り勘」と「折半」の違いを、分かりやすく解説します。
合計金額を人数分に割って払うことを「割り勘」といい、1人あたり払う金額を低くして負担を軽減したい場面で選ばれる方法です。
そのため、人数が多いほど1人あたりが払う金額も低くなります。
もう一方の「折半」は2人のとき、ちょうど支払い額を半分にして払う方法を指すやり方です。
石鹸が10個あれば5個ずつ分けて受け取り、羊羹も半分にして食べます。
「割り勘」の例文
・『家族で中華料理店に行ったとき割り勘で払った』
・『支払い金額が高くなったので、割り勘して払った』
「折半」の例文
・『電気代が高いので、兄と折半して支払うことにした』
・『どこに行くにも分け隔てなく友人と折半すると決めている』
まとめ
複数の人が集まったとき、払う金額を人数分で分けると金銭的に楽になるという意味の言葉です。
ただ、何人もいる人達で支払額を決めるときは「割り勘」を使うと覚えておくといいでしょう。