世の中には、多種多様の目的に沿った計算やグラフ作りなどを表計算ソフトで簡単に作ってしまう人がいます。
そんな人は多くの雛形を持っていて、たとえばアンケートの回答を分析したいというと相応しいファイルを提供してくれます。
そんな時は「活用させていただきます」と感謝して使わせてもらいます。
それでは、この「活用させていただきます」とはどういう意味でしょうか。
また、「参考にさせていただきます」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「活用させていただきます」と「参考にさせていただきます」の違いを分かりやすく説明していきます。
「活用させていただきます」とは?
「活用させていただきます」とは、文字通り、何かをもらって、それをそのまま何かで使ったり、ベースにして必要なものを作ったりすることを表す言葉です。
敬語表現になっているので、一般的には目上の人に材料をもらっていることが多いでしょう。
「参考にさせていただきます」とは?
「参考にさせていただきます」とは、文字通り、何かを参考にして新しく別のものを作り上げることを言います。
やはり敬語表現なので、元のアイディアは目上の人からもらったと言うことになります。
「活用させていただきます」と「参考にさせていただきます」の違い
「活用させていただきます」と「参考にさせていただきます」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、何かを使って別のことを実現するという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、元のものを使って何かを作るのが「活用させていただきます」であり、元のものは使わないで、考え方や方式などを使って何かを作るのが「参考にさせていただきます」と言うことになります。
したがって、「活用」の場合には新しいもののどこかに元のものが現れてきますが、「参考」では、元のものが舞ってく見えないことも多いでしょう。
「活用させていただきます」の例文
・『この標準のプランを活用させていただきます』
・『お客様のご意見は業務改善に活用させていただきます』
「参考にさせていただきます」の例文
・『この考え方を参考にさせていただきます』
・『お客様のご意見を参考にさせていただきます』
まとめ
この記事では、「活用させていただきます」と「参考にさせていただきます」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。