物語の結末の種類として「ハッピーエンド」と「グッドエンド」があります。
この2つは何が違うのでしょうか。
この記事では、「ハッピーエンド」と「グッドエンド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ハッピーエンド」とは?
「ハッピーエンド」とは、「登場人物に幸せが訪れる物語の結末」を指す言葉です。
物語の登場人物が作中において幸せな最後を迎える終わり方を指します。
好きな人と結婚したり豊かな生活を実現したりなど幸せの種類はさまざまですが、主人公を中心とする登場人物が笑顔で終わるような最高の終わり方が「ハッピーエンド」に当たります。
「グッドエンド」とは?
「グッドエンド」とは、「物語の良い結末」を指す言葉です。
読者や視聴者など物語を鑑賞していたものが悪い気分にならない良い終わり方を意味し、後味が悪い嫌な結末を意味する「バッドエンド」の反対語に当たる言い方です。
一般的にはゲームなどマルチエンディングタイプの作品においていくつかあるエンディングのうち良い結末に分類される終わり方に対して使います。
「ハッピーエンド」と「グッドエンド」の違い
「ハッピーエンド」と「グッドエンド」の違いを、分かりやすく解説します。
「ハッピーエンド」と「グッドエンド」の違いは「幸せの程度」です。
どちらも物語の良い結末を指す言葉としてほぼ同じ意味で使われています。
「ハッピーエンド」は登場人物に具体的な幸せが訪れる理想的な結末を指すのに対し「グッドエンド」は登場人物が幸せになっていなくても特段悪い結末でなければ使われる、という違いで区別されます。
物語の良い結末にも段階がありますが、これ以上ないくらいベストな良い終わり方が「ハッピーエンド」でそれなりに良いベターな終わり方が「グッドエンド」という程度の違いが基本的な区別の基準です。
「ハッピーエンド」の例文
・『ハッピーエンドで終わる』
・『ハッピーエンドの作品しか見ない』
「グッドエンド」の例文
・『グッドエンドの作品は後味が良い』
・『手掛ける作品はグッドエンドで終わらせると決めている』
まとめ
「ハッピーエンド」と「グッドエンド」はほぼ同じ意味ですがニュアンスは微妙に異なります。
どのような結末を指すのかを正しく理解して使い分けましょう。