「たまり場」と「アジト」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「たまり場」と「アジト」の違いとは?違い

この記事では、「たまり場」「アジト」の違いを分かりやすく説明していきます。

「たまり場」とは?

たまり場とは、ある仲間が出入りしたりいつも集まったりしている場所のことをいいます。

たまり場の「たまり」は漢字では「溜まり」と書きます。

水などが流れて行かずに集まることを表しています。

たまり場は、気の合う仲間や同じものに関心を持つ人達などが集まる一定の場所になります。


「アジト」とは?

アジトとは、犯罪者や地下運動者の隠れ家のことをいいます。

agitating point(アジテーティング・ポイント)の略語で、元々は労働運動や革命運動、ゲリラ活動などの秘密の指令所のことを指していました。

agitation(アジテーション)は、世論に訴えることや扇動を意味する言葉です。

また、そこから組織的な犯罪者の隠れ家のこともアジトと呼ぶようになりました。


「たまり場」と「アジト」の違い

たまり場もアジトも人が集まる場所を表す言葉です。

たまり場は気の合う仲間が集まる場所で、アジトは地下運動者や犯罪者、不良少年などの隠れ家をいいます。

犯罪者のたまり場が、アジトになることもあります。

たまり場は自然に人が集まる場所なので開かれていますが、アジトは隠れ家なのでアジトであるということは一見しただけでは分かりません。

「たまり場」の例文

・『駅前にあるファーストフード店は高校生のたまり場になっている』
・『地域の人たちが気軽に利用できるたまり場を作りたい』
・『この店は学生時代のたまり場だったが閉店することになった』

「アジト」の例文

・『警察の粘り強い操作の結果ギャングのアジトを突き止めることができた』
・『ジャーナリストとはいえ過激派組織のアジトに潜入するのは非常に危険だ』
・『詐欺集団のアジトを見つけたけれど既にもぬけの殻だった』

まとめ

たまり場は気の合う仲間が集まる場所で、地下運動者や犯罪者、不良少年などの隠れ家がアジトです。

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